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日本ミック株式会社
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原価高騰による部品の価格変動

調達している部品に関する価格改定のお知らせを、ここ数か月で通知された方はどれくらいおられるでしょうか・・・?

海外からの製品輸入を強みとしてビジネスを進めている当社ですが、実は、為替や原材料費、諸経費等がどんどん高騰しており、やむなく提供単価を上げざるを得ない状況が増えてきています。。

昨年から今年にかけて、海外メーカーから一斉にそのような通知を受け、なかなか心苦しいなあと思いつつ、当社で賄うこともできずお客様にも価格改定のご案内をしています。

何がどうして起きているのか?

コロナウイルス蔓延の影響で半導体の需要が急速に変わっており、メタルや原油などの原材料価格はもちろん、ウェハ工場、組立、テストに至るまでの生産コストや輸送コストにも悪影響が出ているのです。

総じて、大体10-15%程度は単価を上げざるを得ない状況が続出しています。。

一時は為替も激しく変動していましたので、長期間の単価を定めることができずあらかじめ提出していた見積の意味なし、納入時の単価でないと納品できないという事態も実際に発生しました。泣

長納期化も問題になっておりますので、手配後に何か月も待ってようやく入手できると思った矢先、対応可能価格を変更をしないといけないなんて…。

仕方ないことはわかってはいるけれど、案内する立場としてもつらいものでした。

「**日から●●円に値上げとなります」と事前に案内できることがベストですが、このように注文を入れたあとに発覚したり、数か月待って出荷時になって値上げの通知がきてしまうこともあるのです。

当社ではこの厳しい状況をなるべく分かりやすくご説明するために、価格改定に至った背景、理由を明記したメーカー発行の価格改定通知書面を取得しようと試みておりますが、残念ながらすべてのメーカーが案内書面を用意しているわけではないのも現状です。。

そういった場合には書面がなくてもご納得いただけるよう、具体的な理由・説明を当社からできる限り取得するよう努めております。(最近の理由としては、原材料高騰や生産コスト上昇がほとんどなんですけどね。。)

今もなお、発注の都度見積が必要なケースや、納入時の単価を優先させるケースがありますが、毎回変わってしまうのも厳しいので、ある程度の範囲を見据えた価格帯にあらかじめ設定するなどの工夫や、事前にわかっている情報はなるべく事前にお届けするなど当社では懸念材料となる点の最新状況を御見積時にお伝えし、総合的に検討してもらえるよう努めています。

このような情報の事前入手は、毎回話題に出る気もしますが、兎にも角にも普段からメーカーや仕入先と密なコミュニケーションを取れているかが一番のカギとなりますね。

お困り事はいつでも当社へご相談ください!