環境調査対応についても、各種証明書や成分資料を提供してくれるのか?
大手メーカーであれば事前にウェブサイトに載せていたり、大抵の必要な資料についての情報は絶対に持っているから
何かしらの方法で取り寄せ可能ということは、みなさん常識レベルで思っているのではないでしょうか。
じゃあ海外メーカー、特にアジア圏のローカルなメーカーでは、日本のものづくりに必要なレベルの資料って出してくれるのか?
結論から申し上げると、提供についてはメーカーによって対応が全然違います。
細かい成分表などもしっかり対応してくれて、例えば医療や車載なんかの厳しい品質基準がある用途に向けても
全面的にに協力してくれるメーカーもあれば、最初からその資料づくりには関われないし、提供できるデータもないと言われることもあります。
もちろん、量産が決まってから初めてその対応方針知っていては非常に困りますので、私達は初めて取引をするメーカーだと特に、見積の段階から対応方針について確認をしています。
そこで一つ盲点になりやすいのは、製造メーカー自体は対応可能で、親切にベストを尽くしてくれるんだけど、
その先の原材料メーカーが全く協力してくれず、というケースです。
いつもしっかりと資料提供をしてくれているメーカーだから安心しきっていましたが、その原材料メーカーから買っている材料を使っている一部の製品については、提出ができないと断られてしまったこともありました。。
その件については私も本当に困り、交渉をしていましたが全然ダメ。
中国語で且つ簡易的なものだったら出せるというので、なんとかそのデータだけは取り寄せて日本語への変換や成分分類の紐づけは私の方で調べながら、やっとの思いで、客先指定のフォーマットにて資料を完成させました。
資料が出てこないときは本当に冷や汗で、どうしたらいいものか毎日考えていましたが、この場合も、どこまでだったら対応してくれるのか、探りを入れながらメーカー窓口にも助けてくれ〜と、相談していくことが不可欠です。笑
このように、依頼内容の100%をメーカーに提出してもらうのは難しいケースもありますが、70%だったものを、弊社の介入によって限りなく100%に近づけることは可能です。
お問い合わせお待ちしております!!